毎年恒例、年初めのおもちつきが、石坂ファームで行われました。
石坂ファームに足を踏み入れると、そばの畑で収穫されたもち米がせいろで蒸されていて、ほかほかの湯気がこども達を出迎えてくれました。
今年一年、お世話になる石坂さんとのご挨拶を済ませると、さっそくひと臼目が蒸しあがりました。お父様達が杵で、ほかほかのもち米をならしてくださいました。仕上げはこども達です。
親御さんの間にすっぽり埋もれて一緒にもちをつく人もいれば、一人で挑戦する人もいました。こども達が順番にもちをついた後は、つきたてをお母様達が手分けして、あんこ、きなこ、砂糖醤油に大根おろしと味付けをしてくださいました。大きな塊のおもちは、お母様達の温かい手の中で、小さいこども達の口にすっぽり入るサイズにわけられていきました。
前日に年長さんが作って下さった田作りも手伝って、おもちはあっという間にお腹の中におさまりました。そうこうしているうちに、お雑煮も出来上がって…。冷えた身体が芯から温まりました。
お父様やこども達の手によってつかれた大きな塊のおもちが、お母様の手によって小さく分けられてそれぞれのお腹の中におさまる。そんな風景をみていると、みなみ園が一つの大きな家族のように感じられます。
一年の初めに、こども達の健やかな成長を願って集うことができたことに、心から感謝致します。
たくさんのお写真は、アルバムをご覧ください。